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虫歯と歯周病 歯を失うリスクが高いのはどっち?

失う



こんにちは、HIROです。

ところであなたは、虫歯と歯周病のどちらに恐怖心を抱きますか?

この質問をすると、10代から20代の人は「虫歯」、30代から50代の人は「虫歯と歯周病」、そして60代以上の人は「歯周病」と答えるでしょう。

年を重ねるほど、歯周病に恐怖心を抱く人が増えていることが分かりますよね。
虫歯が若いうちから発症するのに対して、歯周病は40代前後に発症するケースが多いです。

虫歯と歯周病、症状はそれぞれ異なりますが、歯を失う可能性があるという点においては、どちらも同じです。

では、歯を失うリスクが高いのはどっちなのか?
今回は、このことについてお話します。


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虫歯と歯周病の違い


違い



<虫歯>

虫歯は、口腔内に存在する細菌が糖分を吸収・分解し、酸を発生させることにより発症します。

虫歯の原因となる代表的な細菌に、「ミュータンス菌」「ラクトバチラス菌」があります。
この2つの細菌が互いに協力し合って、虫歯は進行します。

まずミュータンス菌が酸を発生させ、歯のエナメル質を溶かします。
そこへラクトバチラス菌が入り込み、虫歯をさらに拡大するという訳です。

ミュータンス菌は、誕生したばかりの赤ん坊の口腔内には存在しません。
では感染源はどこなのでしょうか?
実は親の唾液なんです。

ミュータンス菌を保持している親が、赤ん坊に口移しや自分が使用しているスプーンなどで食事を与えると、赤ん坊はミュータンス菌に感染します。

なお、一度ミュータンス菌に感染すると、除去することは困難です。
つまり、この細菌を保持したまま、成長することになります。

日本人の場合、約90%がミュータンス菌に感染しているそうです。
よって、赤ん坊がこの細菌に感染する確率は、かなり高いといえます。

このミュータンス菌とラクトバチラス菌、そして口腔内に存在する他の細菌が合体し、歯垢(プラーク)ができます。

ミュータンス菌は歯垢の中で、糖分が口腔内に入るのを虎視眈々と待ちます。
そして糖分を吸収・分解してを作り出すんです。

この酸により歯は溶かされます。
これを「脱灰」と言います。

しかし、唾液の「再石灰化」の力で、歯は修復されます。
この唾液の力が正常に機能し、「歯磨き」などの口腔内ケアできちんと歯垢を除去できれば、虫歯になる確率は激減します。

でも、ストレスなどの理由により唾液の分泌量が減少し、また「歯磨き」などの口腔内ケアを怠れば、虫歯になります。
そして、その中にラクトバチラス菌が入り込み暴れ始めると、虫歯はますます悪化します。


虫歯



虫歯になると、まず歯のエナメル質が溶け始めます。
そしてエナメル質が溶け続けると、歯に穴が開きます。
ここで治療をせず放置すると、いずれ象牙質歯髄も溶けて行きます。

そして最終的に歯根部分だけになった歯は、歯茎への菌感染を防ぐために抜歯することになります。

<歯周病>

歯周病は、歯垢(プラーク)の中に含まれる歯周病菌に歯茎(歯肉)が感染することにより発症します。

※参照
歯周病

感染すると歯茎が赤く腫れ、歯磨きの際に出血するようになります。
これを歯肉炎と言います。
歯肉炎は歯周病の初期段階ですが、痛みを伴いません。
よって、治療せず放置される場合が多いです。

しかし、この状態が長く続くと、歯周病菌はさらに感染区域を拡大し、歯槽骨(歯を支える土台となる骨)まで手を伸ばします。
これを歯周炎と言います。

歯周炎になると、歯茎が後退し歯槽骨が溶け始めます。

知覚過敏



上の図を見て頂くと、歯茎(歯肉)が後退し歯槽骨の先端部分が消失しているのが分かりますよね。

歯茎が後退すると象牙質が露出するため、知覚過敏が発生します。

※参照
知覚過敏

なお、この段階なら、適切な治療(歯磨き、歯石除去など)を行えば歯周炎の進行を抑制することができます。

しかし、そのまま放置すると重度の歯周炎(歯槽膿漏)へと進行し、歯槽骨は溶け続けます。

そして最終的に、歯槽骨の大半を失った歯はグラグラになるため、抜歯せざるを得なくなります。

以上が、虫歯と歯周病についての説明になります。

虫歯と歯周病の根本的な違いは、菌感染によって溶ける箇所です。

ミュータンス菌が作り出す酸は、まず歯の表層部分を覆っているエナメル質を溶かします。
そしてラクトバチラス菌の力により、象牙質・歯髄を侵略します。

それに対して歯周病菌は、歯を支える土台である歯槽骨を溶かします。
(正確に言うと、歯槽骨は歯周病菌に溶かされるのではなく、菌感染から逃れるために自らを溶かすのです。これを歯槽骨の吸収と言います)

この違いは、歯の喪失に大きく関係しています。

歯を失うリスクが高いのは?


危険



結論から言うと、歯を失うリスクが高いのは歯周病です。

財団法人8020推進財団の「永久歯の抜歯原因調査報告書」(平成17年3月作成)によると、抜歯原因の順位について次のように報告されています。

「最も多かったのは歯周病の(42%)で、う蝕(32%)、その他(13%)、破折(11%)、矯正(1%)の順であった」
永久歯の抜歯原因調査報告書 平成17年3月 財団法人8020推進財団 のPDFファイルP14より引用

第1位が歯周病で、第2位が虫歯(う蝕)です。

なぜこうなるのか?

ここまで記事を読まれたあなたは、既にお気づきのことと思います。

虫歯は通常、ピンポイントに歯を狙います。
よって、いっぺんに全ての歯が虫歯に侵される確率はかなり低いです。

それに対して歯周病は、歯槽骨を溶かします。
歯は、全て歯槽骨によって支えられています。
重度の歯周炎に罹ったにも拘らず放置していた場合は、最悪大半の歯槽骨が溶け、多くの歯は土台を失います。
土台を失った歯はグラグラになるので、抜歯の対象になります。

以上のことより、歯を失うリスクが高いのは歯周病ということになります。

まとめ

歯を失うリスクが最も高いのは、歯周病です。
でも虫歯はその次に高いので、歯周病と同様に危険な病気と言えます。
歯周病と虫歯を予防する最適な方法は、「歯磨き」です。
「歯磨き」を励行し、歯周病と虫歯から歯と歯茎を守りましょう。

虫歯や歯周病を予防する歯磨き粉も販売されているので、ぜひ試してみてください。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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[ 2016/09/11 21:55 ] 歯周病 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

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Author:HIRO
はじめまして、HIROと言います。
広島県在住の55歳です。
歯周病から歯と歯茎を守りたい一心で、現在歯周病の治療に励んでおります。
趣味は読書、ウォーキング、DVD鑑賞、そして野球観戦(広島東洋カープの応援)です。
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