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歯と歯茎を守る「唾液の力」

盾



こんにちは、HIROです。

ところであなたは、歯周病から歯と歯茎を守る方法をご存知でしょうか?

あなたが既にこのブログの記事を読まれているのなら、「歯磨き」「生活習慣の改善」「歯科医院での治療」とお答えになるはずです。

これらの方法を継続することにより、あなたの口腔内環境は改善され、歯周病の進行を抑制することができます。

でも方法は、それだけではありません。
もう1つ重要なことがあるんです。

ちょっと考えてみて頂けますか?


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疑問



実はその方法を司る物質なんですが、あなたの「お口の中」に存在します。
美味しい物や酸っぱい物を見た時に、口の中にジワッと湧いてくる「あれ」です。

もうお分かりですよね。
そうです。
答えは「唾液」です。

この唾液の分泌量を正常に保つことにより、歯周病の進行を抑えることができるのです。

このコーナーでは、まず、あなたの歯と歯茎を歯周病菌から守ってくれる「唾液の力」についてお話しします。

唾液とは

唾液は、唾液腺という器官で生成されます。

唾液の機能を一言でいうと、食べ物を咀嚼し飲み込む際の手助けをするとともに、口腔内を洗浄・殺菌し虫歯や歯周病から歯と歯茎を守る、となります。

唾液腺は、大唾液腺(だいだえきせん)と小唾液腺(しょうだえきせん)という2つの腺で成り立っており、主に唾液を生成する役割は大唾液腺が担っています。

大唾液腺顎下腺(がっかせん)舌下腺(ぜっかせん)、そして耳下腺(じかせん)の3つに分類されます。

ちなみに、この3つを大きい順に並べると下記のようになります。

耳下腺>顎下腺>舌下腺


下の図を見ると、3つの腺の位置と大きさが分かります。

イラスト:大唾液腺の分布

出典:兵庫県立粒子線医療センター
粒子線治療による口腔内トラブル 実態調査と食事の工夫
調査1 どんな口腔内トラブルが起こるの?(口腔内乾燥)

のページより引用

大唾液腺は口腔の外側にあります。
位置は、ほぼ名前のとおりですね。

なお、いずれも左右一対です。
唾液は口腔内にある導管から、上記の図のように口腔内へと分泌されます。

小唾液腺は、口腔粘膜の下に存在します。
口唇腺(こうしんせん)、頬腺(きょうせん)、口蓋腺(こうがいせん)、舌腺(ぜっせん)などがあります。

これらの唾液腺から唾液が規則正しく分泌されれば、あなたの口腔内は常に正常な状態に保たれます。

唾液の種類

ところであなたは、唾液にはサラサラした漿液性(しょうえきせい)の唾液と、ネバネバした粘液性(ねんえきせい)の唾液があるのをご存知ですか?

漿液性の唾液は、あなたの心がゆったりしている時に分泌されます。
友人とのおしゃべりや趣味を楽しんでいる時は、あなたはリラックスしていますよね。

心身ともにリラックス状態にある時は、副交感神経が高まります。
漿液性の唾液は、この副交感神経と連動しているんです。
つまり、副交感神経が高まっている時に、漿液性の唾液は多く分泌されるということになります。

なお、漿液性の唾液は、耳下腺と顎下腺から分泌されます。

それに対して粘液性の唾液は、ストレスや緊張感に苛まれた時に分泌されます。
漿液性の唾液とは真逆ですね。
つまり、副交感神経が抑制され、交感神経が高まっている時に、粘液性の唾液は分泌されるということです。

なお、粘液性の唾液は、顎下腺と舌下腺から分泌されます。

後、2つの唾液の分泌量についてですが、総分泌量に対して漿液性の唾液が圧倒的に多いです。
よって、通常、唾液で口腔が潤っている状態というのは、漿液性の唾液が多く分泌されている時のことを言います。

また漿液性の唾液は、飲食をして味覚や嗅覚に刺激を受けた時にも分泌されます。
これを刺激唾液と言います。
刺激唾液は全て漿液性の唾液で、耳下腺から分泌されます。

それに対して、刺激がない状態や睡眠中に分泌される唾液を、安静時唾液と言います。

ところであなたは、睡眠時に唾液が減少することをご存知ですか?
睡眠中は無意識状態なので、当然ストレスや緊張感はありません。
よって副交感神経が高まりますので、普通に考えると漿液性の唾液がたくさん分泌されると思いますよね。

でも、残念ながら違うんです。
なぜかというと、漿液性の唾液を分泌するためには、ある程度の刺激が必要だからです。

日中なら友人とのおしゃべりや趣味などで刺激を受けることが出来ますが、就寝中は意識がないので全く刺激を受けません。
よっていくら副交感神経が高まっても、漿液性の唾液の分泌量は減少することになります。

唾液が持つ7つの力


力



唾液には、あなたの身体を守るための7つの力が宿っています。
その素晴らしい力を紹介します。

1 咀嚼した食べ物を飲み込みやすくする力

咀嚼時には、唾液がかなり分泌されます。
唾液がからむと、食べ物は柔らかくなります。
また口腔内の滑りが良くなるので、噛み砕いた食べ物は喉元を詰まることなく通り抜けます。

固い物を食べる時には、欠かすことのできない存在ですね。

2 口腔内を洗浄する力

唾液は、歯や歯間に付着した食べかすを洗い流してくれます。
本当に頼もしい清掃人ですね。

とはいえ、強固な歯垢までは落とせません。
歯磨きはきっちりしましょう。

3 口腔内を殺菌する力

唾液はリゾチームなどの抗菌力を持つ物質により、口腔内を殺菌します。
これにより、悪い細菌を排除することが出来ます。
お口の番人と呼べますね。

4 酸性に傾いた口腔内を中性に戻す力

食事をすると、あなたの口腔内は酸性に傾きます。
唾液はそうなるのを防ぎ、元の状態(中性)に戻してくれます。
これで虫歯にならずに済みますね。

5 溶けだした歯を再石灰化(修復)する力

口腔内が酸で満たされると、歯のエナメル質が溶け始めます。
しかし、心配はいりません。

しばらくすると唾液の力で修復されます。
唾液には歯の修復に必要なカリウムとリン酸が含まれているからです。
この修復機能を再石灰化(さいせっかいか)と言います。

ただし一つ難点があります。
それは再石灰化の際に、歯石が出来てしまうことです。
やはり人生、良いことばかりではないですね。
とほほ……。

それと1つ注意事項があります。
強烈な酸を含んだ飲み物(炭酸飲料)を続けて飲む場合は、再石灰化が間に合いません。

この場合は、途中で必ず「うがい」をして、口腔内環境をリセットしましょう。

6 食べ物を消化しやすくする力

唾液にはβ―アミラーゼという消化酵素があります。
これにより、食物の半分以上を占めるデンプンを麦芽糖に分解し、胃や小腸での消化吸収を補助します。

私は小腸の機能障害のため、消化吸収があまりできません。
よって咀嚼する際は、よく噛むことにより、唾液を口腔内にたくさん出すよう努力しています。
一口最低30回は噛むようにしています。

7 口腔粘膜を保護し修復する力

口腔粘膜は唾液の力で守られています。
よって、食べ物を咀嚼する際に粘膜に当たっても、ほとんどの場合において傷つくことはありません。

私は時々、咀嚼中に下唇を咬む癖があります。
血が出たりしてビビることもありますが、しばらくすると治ります。
そのたびに、唾液って凄いなーと感心しています。

まとめ

唾液には歯と歯茎を守る力が備わっています。
唾液の分泌量を正常に保つことが出来れば、歯周病の進行を抑えることも可能です。

しかし、もし唾液の分泌量が減ったらどうなるのでしょうか?
次回は、このことについてお話しします。

ところであなたは、1日に分泌される唾液の量って、どのくらいあるかご存知ですか?

なんと1~1.5リットルもあるんですよ。
1.5リットルって言ったら、自販機で販売されている500ミリリットルのペットボトル3本分ですよね。

これって、けっこうな量だと思いませんか?
ほんと、こんなにたくさんの唾液が口腔内に分泌されているなんて、初めて知りました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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[ 2016/08/20 22:50 ] 唾液 | TB(-) | CM(2)
Re: 口が渇くとは正に
コメント、ありがとうございます。
なるべく漿液性の唾液を分泌できるよう、現在努力中です。
家族と楽しく語り合ったり、好きな趣味に没頭すれば自然と分泌します。
頑張ります!
[ 2016/08/22 20:06 ] [ 編集 ]
口が渇くとは正に
こんにちは、正に口が渇くとはこのことですよね、安定時には、サラサラの唾液、極度な緊張状態でネバナバの乾いた状態ですよね。
感銘しました。
[ 2016/08/21 20:38 ] [ 編集 ]
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プロフィール

HIRO

Author:HIRO
はじめまして、HIROと言います。
広島県在住の55歳です。
歯周病から歯と歯茎を守りたい一心で、現在歯周病の治療に励んでおります。
趣味は読書、ウォーキング、DVD鑑賞、そして野球観戦(広島東洋カープの応援)です。
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